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鴻門之会・沛公虎口を脱す

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「鴻門之会・沛公虎口を脱す」の現代語訳・書き下し文です。

縦書き・読み仮名付きの書き下し文です。

現代語訳には語句・句法の説明が付いています。

歴史的仮名づかい・現代仮名づかいの両方に対応しています。




     [ 書き下し文 ]

鴻門之会・沛公虎口を脱す 書き下し文




     [ 現代語訳 ]

沛公はすでに出ていた。

項羽は都尉陳平に沛公を呼ばせた。

沛公が言った、「今、出るのに、まだ別れの挨拶をしていない。

これをどうしたらよいだろうか」と。

樊噲が言った、

「大事業を成すときに些細な礼儀にかまっていられないし、

重大な儀式の前では小さな謙譲など問題ではありません。

今、相手はちょうど包丁とまな板で、こちらは魚や肉です。

どうして別れの挨拶などしましょうか」と。

そこでそのまま立ち去った。

そして張良を留まらせて謝罪させた。


     [ 語句・句法 ]

・ 已に … 行為の完了を示す副詞

・ 大行 … 大きな仕事

・ 細謹 … ささいな礼儀

・ 大礼 … 重大な儀式

・ 小譲 … ささいな謙譲

・ 辞せず … 恐れない

・ 如今 … 現在(現在のかなり幅のある時間)

・ 方に … いままさに

・ 刀俎 … 庖丁とまな板

・ 遂に … そのまま

・ 令A〜 … 「使役形」で「Aヲシテ〜しム」と読み

  「Aに〜させる」という意味


     [ 原文 ]

沛公已出。項王使都尉陳平召沛公。

沛公曰、「今者出、未辞也。為之奈何。」

樊噲曰、「大行不顧細謹、大礼不辞小讓。

如今、人方為刀俎、我為魚肉。何辞為。」

於是遂去。乃令張良留謝。





鴻門之会・沛公虎口を脱す 書き下し文・原文

         

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大学入試では、主に、返り点付きの原文を書き下し文にさせられます。

書き下し文には読み仮名が付いています。

鴻門之会・沛公虎口を脱す 現代語訳・原文

         

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